石川県白山市白山比咩神社から福井県勝山市平泉寺白山神社に参拝。平泉寺白山神社参道で営業されている「そば処 まつや」さんで天ざるそばを食す。ざるそばの海苔が何と。。

北陸遠征ツアーの思い出シリーズ。まずは今回の目的地のひとつである白山信仰の拠点、石川県白山市に鎮座する白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に参拝して参りました。パワースポットなどと軽く言えない神聖な場所でありました。

苔むす参道

苔むす参道をゆっくり登ります。有難い空気に包まれています。

天然記念物 大杉

山門付近にこのような巨木が数本あります。すごい存在感です。圧倒的な生命力を感じます。

無事参拝を済ませて次の目的地、福井県側白山信仰の玄関口、福井県勝山市にある平泉寺白山神社(へいせんじへいせんじはくさんじんじゃ)に向かいます。石川県南部からさらに南下。峠を超えておおよそ一時間で到着です。

苔むす参道

なんとも苔が素晴らしいです。最高の景色です。緑に包まれつつゆるりとした登りの石畳を一歩一歩踏みしめます。

苔が素晴らしい

境内に入るとさらに素晴らしい光景が。まさにサンクチュアリ。お邪魔します、ありがとう御座います、といった気持で参拝させて頂きました。最高でした。

時間が丁度お昼と言う事で、参道入り口付近で営業されているおそばやさん「まつや」さんに入店しました。そこそこの人気店のようで妙齢のご婦人様たちで半分ほど埋まっております。有名人の色紙もちらほらと。参道入り口のほぼ境内に建てられているので、店内から苔むした素晴らしい神社の風景が伺えます。
家族でメニューをチェック。おろしそばが有名な模様ですが、大根おろしが得意でない私は天ざるそばを頂く事にしました。待つこと数分やって参りました。

まつや 天ざるそば

オーソドックスな天ざるそばです。天ぷらはナス、インゲン、マイタケ、エビ天とスタンダードな顔ぶれです。早速おそばをひとつまみ。ハイ、こちらも可もなく不可もなく普通のお蕎麦です。長さが長短あって腰も弱い。喉越しが変わっているのはツナギが何か違うのか?新潟のへぎそばみたいに?と思いつつ今度は海苔を絡めてひとすすり。その時、ん!これは!!と。海苔が味付け海苔です。ごはんのお供の甘いヤツです。あらー、、と。そうなんだ、、と。ビビりましたが味があわない訳でもありません。これはこれでアリかもです。天ぷらはどれも揚げたてサクサクで美味し。薬味を投じてひとすすり。舞茸天をひとかじり。味海苔おそばをまたひとすすり。そうこうしている内に早くもエンディングです。

お店のおかみさん(であろう方)に諸々尋ねてみると、つなぎは普通に小麦粉で、お蕎麦は毎日粉からひいているんですよ、との事。へー、、ちゃんとしてるんですね。味付け海苔もこの辺りじゃ普通との事。逆に関東は味付け海苔じゃないのか、と驚いておられました。のちに調べてみたら福井のおそばは腰が弱いのが特徴のようですね。しかし味付け海苔にはホントびっくりでした。。

信州や地元群馬のお蕎麦で慣れているとちょっと別物な感じがします。ですが、神社の景色、お店の佇まい、おかみさんの笑顔と、良い感じのお店でした。お邪魔しました、ご馳走様でした。

[link] : そば処 まつや – 公益社団法人 勝山市観光協会
[link] : そば処まつや facebook
[link] : そば処 まつや (そばどころ まつや) – 勝山市その他/そば [食べログ]