夜通るとライトアップされていて幻想的なんですよね。古くから前橋公園内に鎮座されておられます、由緒正しいのであろう木造建築の素晴らしい建物。家族で前橋公園に行った際、ちょっと時間がありましたので室内を拝見させて頂きました。
外観取り忘れにて、Google Map さまより拝借致しました。前橋公園内に鎮座まします 臨江閣(りんこうかく)です。ちなみに前橋公園側から見えるこの大きな建物は、後に建てられた別館になるとの事。建物裏手の入り口にまわって早速お邪魔致します。靴を脱いで一口右手の下駄箱へ。室内にはちょっとした売店、と、その奥のお座敷でお茶など頂ける模様でした。
一階を巡って次は二階へ。
二階へ上がるとデデーんとスゴイスペース!いったい何畳あるのでしょうか。。木造建築でコレだけの大広間!まさに圧巻でした。
調べてみると、1910年に、大切なお客様をもてなす貴賓館(きひんかん)として建てられたのだそうです。素晴らしい。おもてなされたいです。
大広間を取り囲む廊下。ここから見る景色も大変すばらしいです。奥に見えるのか本館になるとの事。
圧巻の大広間を後にして一階へ。階段のつくりも素晴らしく左右にこの螺旋があります。歴史の重みと木の温かさとが相まって、なんとも言えない優美な雰囲気があります。
階段を下りて渡り廊下を抜け、本館に向かいます。
本館入り口に資料を集めたスペースがありました。そもそもこちらの「臨江閣(りんこうかく)」は、1884年、NHKの大河ドラマ「花燃ゆ(はなもゆ)」でも有名になった、今でいう群馬県知事、群馬県令の楫取素彦(かとりもとひこ)さんが中心になり、有志の協力、また多くの募金により作られたとの事。なおこちらの本館も、大切なお客様をお迎えする、迎賓館(げいひんかん)として建築されたのだそうです。
どこかのお偉いさんのお家、かと思ってましたが、こちらの本館も迎賓館だったのですね。こちらは十畳ほどの部屋で区切られていて、時代劇などでみる和風建築の宿、店屋、のようだなと思いました。こちらも大変風情があって素晴らしい空間でした。
本館二階の廊下。窓枠などの建具や、柱、天井などなど、すべて手の込んだ木造の造り。概ね130年前に建てられたのかと思うと、絶句です。とても信じられません。。イッツアメージング!です。大変素晴らしいものを拝見させて頂きました。
群馬県前橋市に住んで数十年。今回初めて室内を拝見させて頂きましたが、大変素晴らしい体験になりました。
歴史好きな方からすると更に感慨深い場所になるのかと思います。
臨江閣(りんこうかく)さま、また機会があったらお邪魔させて頂きます。ありがとうございました。
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追記 日没後にお邪魔する機会があったので、ライトアップされた風景を撮影してきました。
今回は、麓の公園側から撮影しましたが、中央大橋から見る景色も幻想的でとっても良い感じですよね。
[link] : 群馬県前橋市|臨江閣[link] : 前橋まるごとガイド | 歴史 「臨江閣」
[link] : 【臨江閣】アクセス・営業時間・料金情報 – じゃらんnet
[link] : 2018年 臨江閣へ行く前に!見どころをチェック – トリップアドバイザー