この日は以前から興味のあった刃物の黒染め加工をやってみようかと思い、普段使いの包丁を下準備。油分が残っていると上手くいかないとの事で、中性洗剤で入念に洗浄し、さらに耐水ペーパーで表面を研磨で汚れをキレイに。同様にキャンプ時に使っているオピネルも綺麗に洗浄。
ピカピカのオピネル。こちらはまだ使用頻度が少なくキレイです。
そして黒染めの液ですが、紅茶8から7、お酢を2から3の割合で調合するとの事。汚れても捨てられるよう、牛乳パック一個分、800ccの紅茶を煮だして200ccのお酢を混ぜ合わせ準備完了。紅茶に含まれるタンニンと酢が化学反応を起こすらしい。むー、、化学。。
早速オピネルと包丁を投入。じっくり待つ事30分。他の方の情報によると、反応が大きいとぷくぷくと泡立つとの事。加熱も良い、との事で反応がさほどない模様だったので、小鍋で湯せんしてみる事に。
とろ火でじっくり加熱してみるとぶくぶくっと泡立ってきました。包丁の方は反応が少ない模様。
小一時間ほどおいて取り出してみるとオピネルはイイ感じに真っ黒!やったぜ大成功!と早速洗ってしまうとアラアラ黒が薄くなってしまいました。。後々調べてみると、定着するまで数日間放置が良いのだとか。とほほ。
包丁は何が悪かったがあまり染まらず。耐水ペーパーで磨いたにもかかわらず。研がれている刃先は黒く乗ったので、もしかしたら油分的なものが浸透しているのかもと勝手に妄想しました。
なかなか奥が深い黒染め、黒サビ加工で、また新たな境地一歩踏み入れで楽しい体験でした。
また時期を見て再チャレンジしようと思います。