家族で家の近所をお散歩中の事。「ポトッ」と何かが落ちてきた音と共にブーンと虫の羽音のような音が。あたりを見回してみると目前に、緑色が鮮やかにキラキラと光る物体が二体。おお!これは子供の頃に数回見たことがあるタマムシ!と早速捕獲。
いやー、ビックリしました。しかし本当にきれいな色ですね、タマムシ。
あったかいんだから~、は、クマムシ。これはタマムシ。
子供が飼いたい、と言うので諸々調べてみると、食べ物は木、との事。木?ってさらに調べてみると、榎(えのき)と言う樹木を好んで食べるのだそうです。卵は枯れた古木に植えつけられ、幼虫が羽化すると自ら皮を噛み切って出てくるとの事。成虫になると、エノキの葉を食べ、7~8月の約2か月間のみ成虫として生きるとの事で、越冬はできない模様です。榎の他に欅(けやき)も好むとの話もありました。なんでも卵からかえって成虫になるまで、2~3年を古木の中で過ごすとの事。その美しさから昔から幸せを運ぶ虫として珍重されてきたのだそうです。恋がかなったり財産に恵まれたりするのだそうですよ。
マジか!恋愛は置いといて金銭的にラッキーな事があるかな~。良し!宝くじ買お!
でも夏の間だけのセミ的な短い命なんですね。ちょっとの時間を過ごせたら、子供に説明して自然に返してやりたいと思います。落っこちて来てくれてありがとうタマムシくん。
[link] : 玉虫研究所
[link] : タマムシに会いたい – ほぼ日刊イトイ新聞
[link] : 玉虫厨子 – Wikipedia
[link] : 平成の玉虫厨子 – 茶の湯の森